釣崎清隆監督作品『死化粧師オロスコ』
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死化粧師オロスコ

エンバーミングとは

遺体衛生保全。
遺体の防腐、保存、防疫、修復の技術。

その歴史は約四千年前のエジプトのミイラにまで遡り、アジア大陸南部、ヨーロッパ、
アメリカと広まり、土葬が一般的なキリスト教の国々においては“復活思想”から
遺体の保存が重要視されてきた。

世界中の無法地帯、紛争地域でヒトの死体を撮影してきた写真家、釣崎清驍ェ愛と暴力の天地コロンビアに魅せられ、世界でもっとも治安が悪いといわれるその国の中でも特に危険なボゴタのカルトゥーチョと呼ばれるゾーンに導かれ、そこにある葬儀屋街で老エンバーマー、オロスコと出会った。釣崎はエンバーマーという職業自体に興味を惹かれたのはもちろんだが、コロンビアの血まみれの現代史を生き抜き、暴力の犠牲になって死んでいった人々をエンバーマーとして数知れず弔ってきたオロスコという人間に強い印象を受け、3年にもおよぶ長期取材を敢行した。これは単なる死体ビデオではない。人間の生と死、尊厳と猟奇を問う残酷物語、あまりに衝撃的な愛と暴力の映像叙事詩、釣崎はカルトゥーチョに潜入し、一人のエンバーマー、フロイラン・オロスコの取材を通じて血と暴力の本質に挑んだ。社会派かグロか?美か悪趣味か?判断するのはあなただ。


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